親から不動産を相続する
親が資産家である場合、子供の立場は微妙になることがあります。現金だけを残してくれる親は少なく、財産の殆どが不動産となると、相続税の問題が出てきます。しかし、親が豪邸を所有している場合、新築物件でなければ、相続税はそれほど高いものではありません。家自体減価償却の対象になるからです。問題となるのは、土地の方です。土地の価格は、ばかにならないことが多く、相続税の問題で悩む人も多いといいます。将来的に値上がりしそうな土地については、生前贈与の方が、安く上がる場合があります。その判断の基準についても、素人には難しいところなので、不動産鑑定士の意見を仰ぐと良いでしょう。土地の相続の問題は先送りしない方が得策です。